クラシアン熊谷です。
20〜30年前に作られていたジェットバス機能付き給湯器。
浴槽の循環口からジェットが出る仕組みでいくつかのメーカーから出ていました。
今でも一部そういった機能がある製品もあるようですが、循環金具を交換しないと現行の給湯器へ交換する事が出来なかったり、上手く動作しない場合があります。
今回の作業対象のお風呂は在来(タイル)で外壁を開口しなければ循環金具を交換できない環境でしたので、事前にメーカーに問い合わせをしました。
回答は一部加工することで使える場合もあるが、交換が望ましいとのことでした。
お客様と打ち合わせをしてまず給湯器だけを交換し、不具合が出ないか試してみる事になりました。
既存のジェットバス機能部をメーカーがアドバイスしてくれたように加工し、新しい給湯器本体とリモコンを設置して自動湯はりのテストを開始しました。
動作は順調で心配された水漏れもなく上手くいったかに思われました。ところが設定した湯量でお湯が止まらず浴槽から溢れはじめお湯の温度も上がりませんでした。
往き戻りの繋ぎで間違いは無く、本体の異常はないのでやはり追い焚き循環周りの設備のやり直しが必要なようです。
外壁を開口して循環金具と配管を通し、作り直しました。
再度動作テストで正常に動作することを確認して施工完了です。